5日の為替市場では、ユーロが下落
イタリアやフランスの低調なPMIでユーロ圏内の経済の減速が証明され、ECBの利上げ観測が後退し、ユーロ売りとなりました。
イタリアの1月のサービス業PMIは予想を下回り、50を割り込む結果となり、活動の縮小が示された形です。
フランスのサービス業PMIも2ヶ月連続の50割れで、2016年来で最低を記録しています。
ただ、ユーロ圏の株価は堅調で、指標の結果が悪かったのですが、株価を意識してか下値は限定的にはなっています。
ポンドも下落しています
英国の1月サービス業PMI、総合PMIが予想を大幅に下回り50割れ寸前まで悪化したほか、合意なき離脱への警戒感からポンド売りが加速、ポンドはドルに対して下落しています。
本日はこの後、トランプ大統領の一般教書演説があります。
ここではトランプ大統領は国境の壁に関して発言すると見られています。
他にも外国政策にも焦点をあてて、ベネズエラのマドゥロ政権退陣に向けた圧力に指示を表明する他、ISを打倒したと改めて強調する他、シリアやアフガニスタン駐留米軍撤収に関しても言及すると見られています。
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