ドル円は今年最高値を更新

堅調な株価を受け、ドル円は111円台に乗せることができ、ドル買いに位置を胃がつき111.24まで上昇しました。
その後は上げ幅を縮小したダウに追随して一旦の売り戻しとなっています。

米中通商協議の進展

トランプ米大統領は、中国に対して、通商合意が実現しない可能性もあるが、実現すると考えており、かなり早期に実現する可能性がある。両国の関係は良好だ
とし、両国は合意に向け極めて近い位置にあると述べています。
トランプ大統領は24日に、週末の米中通商協議で大きな進展があったとし、3月1日に予定されていた中国製品に対する関税の引き上げを延期すると表明。
協議がさらに進展すれば中国の習近平国家主席と直接会談して最終合意を締結するとの考えも示しました。
ただ、トランプ大統領はEUとの通商交渉も抱えていて、難航すれば自動車関税を課す意思を表明しました。
他にも日本に対しても強硬姿勢を見せる可能性があり、アメリカを巡る通商交渉については未だ予断を許さない状況ではあります。

ブレグジットは離脱延期も選択肢に

ブレグジットに関してEU側では、合意なき離脱を避けるため離脱日を3ヶ月延期すべきとの見解が浮上しているようです。
ただ、そのためには英国が延期を申請してEU側がそれを承認する必要があるようで、またイギリス議会で難航しそうな案件ではあります。
英国のスケジュールとしては、26日にメイ首相が、議会でブレグジットの現状と方針を説明します。
27日に議会は協定案や修正案を採決する予定です。
ただ、27日までに英国がEUから新たな保証を取り付ける可能性は低そうです。
議会では合意なき離脱を回避するために、3月13日までに協定案が成立しなければ、EUに対して離脱日延期を申請するようメイ首相に義務付ける決議があるかもしれません。

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