日朝首脳会談開催の可能性

本日のNY市場はドル買いの動きが加速しました。
原因としては、明日から欧米の市場はイースター休暇になり月末や決算と重なってのドル買いに加えて、米朝首脳会談が早くて6月の初めに行われ、その後、日朝首脳会談が行われる可能性があるとメディアが報道し、地政学リスク後退によりリスクオン相場になり、ドルが買われて円が売られました。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は28日まで、中国を訪問しており、習近平国家主席と首脳会談を行い、中国側の話では北朝鮮の非核化に向けた意思を表明した模様です。

北朝鮮側はトランプ大統領との会談に前向きな姿勢を示している他に、トランプ大統領も会談を楽しみにしているとされ、市場はポジティブな材料として反応しました。

アメリカの10月から12月までのGDPの確定値が予想を上回りドル買いの方向に

本日発表されたアメリカのGDP確定値は2.9%と、市場が織り込んでいた2.7%を上回り円買いが加速した要因の一つでもあります。
ナスダックは若干崩れましたが、ダウも調子よくしばらくはドル買が続きそうです。
ダウがいい日は次の日特に何もなければ日経も上昇する確率高いのでしばらくは楽観的な相場になりそうです

北朝鮮問題、トランプ大統領の側近はタカ派、でも大統領の意見には賛成する人たち

次の大統領補佐官に決まったボルトン氏を初め、タカ派に固められたトランプ大統領の側近がどう出るか。
妥協案で終わればいいですが、もし決裂したらと思うと指標発表並にギャンブル相場になりそうです。
ちなみにボルトン氏は北朝鮮は攻撃すべきが持論の方です。ただトランプ大統領は国内向けに適当に妥協できればいいと思っている感じがします。ちなみにトランプ大統領の支持率現在上昇しているらしく、今年1月につけた38%という歴代大統領の中でも最も低い支持率を若干回復し、現在42%まで回復しています。

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