2月になりました

昨晩発表された米12月のADP全国雇用者数は+23.4万人となり、市場予想の+18.5万人を上回りました。
しかしここ最近はADPと金曜日に発表される雇用統計では相関関係が薄れていることと、本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあって反応はいまいちでした

日をまたいで深夜は月末のロンドンフィックスでしたが、毎回のロンドンでのドル買い恒例になってるみたいでここで109円台を回復しました

それでもまだFOMCまでの様子見の人が多いのか市場は様子見で動かなかったのですが
FOMCの声明で、「労働市場が引き続き強まった」「経済活動は堅調なペースで拡大、失業率も低水準」、「市場ベースのインフレ指標が最近上昇している兆候が見られる」と、インフレの判断が引き上げられ3月の利上げの期待値が高まりドル買いに動き、反対に株式市場では金利上昇の思惑にマイナスに落ち込みました

今回のFOMCはパウエル期議長とのスムースな引き継ぎの為、無難な会合になるのではとみられていましたが特に波乱もなく終わりました。
30日のトランプ大統領の一般教書演説も好評価でここ数日あまり良くない株式市場でも回復するのではないかと期待感を持たれています

TPPの復帰に関してはまだ時期尚早だとして明言を避け、更なるドル買いには繋がらなかった感じですね

金曜日の夜は雇用統計です

現在織り込みはじめた3月の利上げが加速するか減速するか、ここでも評価が変わっていく指標でもあるので要注意です

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