ドル需要

外国為替市場ではドル買いの流れが続いています。
新型コロナウィルスの感染拡大を受けたグローバルなリスク回避ムード(現金化需要に伴うドル買い)や、米主要株価指数及び原油価格上昇に伴う円売り・ドル買い、米長期金利上昇に伴うドル高圧力(財政赤字拡大懸念)、ショート勢によるロスカットの発動(円ショートの解消)、オプション勢によるトップサイド(110円より上側)のショートガンマ(ドル円が上昇すればするほどドル円ショートが出てくることから、ロスカットを強いられる状態です。事実、リスクリバーサルは円コールオーバーが急縮小)が支援材料となりドルが買われ続けています。

本来有事の円買いが、一番よくあるパターンなのですが、今は各国中銀のドル不足など色々な要因が重なり、株安=ドル売りとは単純に行かず、また違った動きとなっているために注意が必要となっています

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