日本時間の4日朝から始まった大統領選挙の集計結果は、予想以上の大接戦となっており、情勢はまだ決まっていません。
前日はバイデン候補が勝利し、議会も上下両院とも民主党が過半数を獲得し、「ブルーウェーブ」と呼ぶ民主党圧勝のシナリオも有力でしたが、そううまくはいかなかった模様です。
ただ、激戦州を見ても、ミシンガンやウィスコンシン州ではバイデン候補がややリードしており優勢にはあるようです。
ウィスコンシン州でトランプ陣営から、直ちに票の数え直しを要請するとのコメントも出ており、投票を巡る混乱も見られます。
トランプ大統領はホワイトハウスで演説し、「我々は最高裁に行く」と、選挙をめぐって訴訟を起こす考えを明らかにし、郵便投票の集計を止めさせたい意向を示唆しました。
ただ、市場はいまのところ冷静に受け止めており、株高・ドル安の流れを続けています。