再びのリスクオフ相場

日本時間の8日21時にBOE、イギリスの中央銀行の政策金利発表がありました。
今回の利上げは見送りで、市場は次回の利上げを今年の後半と見ており、11月利上げで織り込みしていたのですが、今回の会見で早期の利上げを示唆したため、ポンドが買われました。
その後ポンドは下落、海外のニュースでどうも、イギリスの交渉担当者がブレグジットを巡ってEUを批判とのニュースが出ていたみたいですが、日本版のニュースが流れてくるまで定かではないです。
ただ情報源が確かなら原因の一因には挙げられるかもしれません

しかし殺人通貨と言われるポンド、ポンド円で1.5円の上昇、その後3円下落したため、往復で損害を被った人いるかもしれません。
こういう指標発表時は不規則な動きをするので、ある程度落ち着いてからポジション持った方がいいかもしれないです

ニューヨークダウはまた値下がり

本日のダウ平均株価、一時600ドルを超える値下がりになりました。
VIXも再びの上昇、どうも上昇原因は先日ブログでも書いたように30年債の入札が不調だった事が原因の一つっぽいです
ダウがここまで値下がりしてマイナス圏での取引終了となると、次の日の日経の株価に影響が出てくるので要注意です

政府閉鎖は市場は織り込まず

「米議会上院の与野党執行部は7日、連邦政府の2018会計年度と19会計年度の予算協議で合意した。国防費を含む歳出上限を2年間の合計で約3千億ドル(32兆7千億円)引き上げる内容。難航していた予算協議がまとまったことで、8日を期限とする現行のつなぎ予算が失効し、政府機関が一部閉鎖に追い込まれる事態を回避できる可能性が出てきた。」
ニュースサイトからですが、一方でトランプ大統領、民主党を挑発するような発言があった事もありまだ決定していない項目なため、楽観視するにはまだ早いと思います。

しかしトランプ大統領、好調な経済を担保にこれだけ湯水のように予算を使っているんだと思うのですが、本日もダウが下落、このまま世界的な不景気に突入すると、アメリカという国自体が借金で潰れてしまいそうです…
ただでさえサブプライムローンの時と同じような火種が出てきてるのに一方で減税、一方では実質増税と、有権者のご機嫌とりのような財政政策ではどんどん引き返せないところに行ってしまいそうですが大丈夫なんですかね……

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