米政府閉鎖回避

米上院は9日未明に連邦政府支出を3000億ドル増やし債務上限を1年間停止する期間2年の予算合意を可決。3月23日までの暫定予算も含まれる。下院も可決し、トランプ大統領の署名で、政府機関の一部閉鎖が終了ししました
予算が可決してひと段落ですが結局は問題先延ばしです…
市場でもインフレや金利のバブルでVIX値が上昇していますVIX値は先週より回復してきてるとはいえ、平常時の20%を常に上回っている状態です
借金返済の為に経済を良くして税収を上げる予定なのでしょうが依然アメリカ、ダウ平均株価の数字はいいのですが、オートローンや学生ローン、クレジット多重債務問題と問題は山積みです。
そこにきてのFRBの利上げ。再びのサブプライムローンの時と同じような状況になりつつあります。

ちなみに今のアメリカ、住宅ローンの債務残高、リーマンショックの時より高い上に滞納率も高いみたいです。。
連邦債務も20兆ドルを超え、もはや米国債を増発せざるを得ない状況に陥ってしまっています。
そうなってしまうと米国債の価値が下がり金利は上昇、株価は下落のシナリオが考えられます。

今の長期にわたる世界経済の緩やかな景気拡大は、借金を元に作ってきたバブルみたいなものです。過去の数々のバブルをもたらした要因は、異常に膨らんだ債務の増加。
もし次にに世界恐慌が起こるとしたら、天文学的数字に膨れ上がった政府と民間の借金が引き金になると言われています。
経済のカンフル的に資金を投入するのは良い事だと思うのですが、そろそろばら撒いたお金の回収を始めてもいいんじゃないかと思います

そんな中、4月に任期が切れる日銀総裁の人事ですが、

現在の黒田総裁が再任する事がほぼ決まりました。
本日はこのニュースで緩和継続と市場は取り、一時円が売られました
しかし黒田総裁、GDPに匹敵する500兆円を超える規模に膨らんだ日銀の資産をどうするのか、次の任期5年間で避けて通れない問題だと思います
流石に広げた風呂敷は本人に畳んでもらうのが一番なので責任持って最後まで任期を全うして欲しいです

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