連休中の相場変動には注意

今年もゴールデンウィークに突入しましたが、今年のゴールデンウィークは10連休となり、通常より流動性が低下し、相場変動が大きくなる可能性があるため、注意が必要です。

新興国通貨には警戒を

アルゼンチンのデフォルト懸念が高まっています。
Bloombergのニュースで、4月25日の時点でアルゼンチンの政治不安による対ドル高により、5年以内のデフォルト確率が50%以上織り込まれているみたいです。
アルゼンチンは2001年や2016年にもデフォルトしており、そうした背景からリスクオフが強まれば、資源・新興国通貨が売られ、米ドルや円が買われやすい地合いとなりそうです。

米中・日米貿易協議の行方

現在、米中貿易協議は大詰めを迎えているようですが、内容は依然として不透明で何がおこるかわからない状況です。
日米貿易協議では、為替条項も含めて米国が強硬な姿勢を見せるかもしれません
また、米商務省が自動車に関する報告書を提出してから90日が経過する5月中旬の期限までに、トランプ大統領が自動車関税を発動する可能性もあるため、警戒が必要です。

今週の日本市場はお休みですが、アメリカでは5月1日にFOMCの政策金利発表があり、2日にはBOEも開催され、流動性が低下しているなかでの変動となるため大きく動く可能性も否定できません。
トレードする際はポジション管理などに十分注意することが必要になりそうです。

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