イギリスBOE政策金利発表

本日はBOEの金融政策決定会合がありました。
市場の予想どおり政策金利は現状維持でしたが、その後公開された議事録により、利上げを支持している人が9人中3人いて、経済やインフレに対して、市場参加者の想像以上にタカ派だったため、ポンドは買われました。
もともと、イギリス経済に対して市場は悲観的になっていて、ポンドは最近ずっと売られていたので、大きく買い戻された形です。

BOE議事録では
「第一四半期の景気減退は一時的」
「家計消費が力強く上昇」
「利上げ支持メンバーは、賃金と労働コストの上昇リスクを指摘」
「将来における利上げは暫定的」
「インフレの上昇率は予想より強め」

との内容でした。

貿易戦争懸念の後退から、東京時間は上昇したドル円ですが、本日発表されたフィラデルフィア連銀製造業指数が+19.9と4年ぶりの低水準となり、五月の米景気先行指数が前月比+0.2%にとどまったことで110円半ばから109.85まで下落しました。
ダウも下げ幅拡大、要因には利上げによる経済への懸念と、米最高裁で、各州がインターネット会社に消費税の支払いを義務付けることを可能にする判決を出したため、アマゾン株などが急落し、指数の下落につながりました。

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