パウエル議長は金融政策について言及せず

パウエル議長は、今日と明日に議会で発言します。
9日のボストン連銀主催の会合で、景気見通しや金融政策について言及はありませんでした。
議会証言は明日みたいですね。
ドルは様子見です。

クドローNEC委員長はCNBCのイベントで、トランプ大統領はドル以外の通貨が安くなりすぎることを憂慮、ドルは安定し、信頼できる通貨であるべきと述べ、FRBは雇用指標ではなく、物価指標を見るべき、など見解を示しました。
他にも、パウエル議長を更迭しようとする動きはないと言及しています。

本日は他にも米セントルイス連銀総裁、アトランタ連銀総裁の発言も控えており、ドル円の動きは停滞しそうです。

米中通商協議の再開

大阪で開かれたG20で確認された米中通商協議の再開が今週からとされてはいましたが、中国サイドから、両国の通商チームとは連絡を取り合っているとのみ伝えられ、話し合いがはじまった場合でも合意期限が示されてないため、協議の長期化が懸念されます。
さらに、トランプ大統領が約22億ドル分の武器を台湾へ売却する方針を決めたことが、中国政府としては容認できず、米中の関係性への悪影響が懸念されます。
イランをめぐる動向もあり、地政学リスクは高まったままとなりそうです。

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