通商協議再会の期待でのリスクオン相場

5日の為替市場ではリスク選好の円売りの流れとなっています
中国商務省によると、5日に行われた米中通商担当閣僚による電話会談で、10月前半の訪米に同意し、ライトハウザー米通商代表部も、数週間以内にワシントンで閣僚級会合を持つことを確認しました。
具体的な日程には触れていませんが、このニュースを受け、ドル買いの流れが一気に加速しました。
トランプ政権は、10月1日の関税引き上げと12月15日の追加関税発動を計画しています。
米中関係は先月、急激に悪化し、両国経済への影響が懸念されています。
トランプ政権内には、米国が求めるような広範囲な改革を宙奥が約束することを疑問視する声があると、関係者の声も聞かれます。
5月の交渉では中国側のこのような姿勢が孔廟物別れの原因になったと米国は主張しており、今後の展開も順調に行くかどうか見極めたいところです。

ADP雇用統計は好調

米国の民間部門の雇用統計者数を示す米8月ADP雇用統計は前月比+19.5万人となり、予想を上回り4月来で最大の伸びとなりました
米商務省が発表した4〜6月期非農業部門労働生産性改定値は前期日年率2.3%と、下方修正に反して速報値を維持し、1〜3月期からは鈍化しました。
4〜6月期単位労働コスト改定値は前期比年率+2.6%と、予想外に速報値から上方修正されましたが1〜3月期の結果からは鈍化しています

労働市場が依然ひっ迫している新たな証拠となり、米10年債利回りは上昇、ドル円は107円台手前まで上昇しましたが大台にある売りオーダーをこなせず、今は一服しています

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