変動率は連日低下

22日の為替相場は方向性に乏しい相場でした。
ボラティリティも低く、現在はレンジ相場を意識したオプション売りが継続しています
今週は米中通商協議の行方が注視され、様子見の相場でしたが、来週は注目イベントが多く、その結果次第で大きく相場も動きそうです。

中でも3月1日に期限を迎える米中通商協議ですが、トランプ大統領は習近平国家主席と近く会談し、貿易問題で最終合意を目指すとの表明をしました。
閣僚級会談では、中国が米国製品の購入を1兆ドル規模で増やすことや、人民元相場の安定を図ることで合意。
トランプ大統領は3月1日を期限としてきた両国の貿易協議を延長する用意があるとも述べています。

22日まで予定だった閣僚級会談を2日間延長し、知的財産権など中国の産業政策を巡って週末も継続交渉するみたいです。
注目される米中首脳会談ですが、3月下旬にもフロリダ州で開く案が浮上しています。
知的財産権の保護などの中国の産業政策の見直しは最終合意を持ち越したとみられますが、ムニューシン財務長官は、為替問題に関して最終合意に達したと話したとのニュースが報じられています。

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