2月12日祝日の動き

2月12日は東京株式市場祝日の為、ボラティリティが少なく15pips程の狭いレンジ相場を行き来していました。
先週株価があまり冴えなかった上、為替が上昇するような材料もなく、ダウが開くのを待ってる感じでしたね

ダウの株価は先週より若干値を戻しましたが、本日は米予算教書の公表がありました。
防衛費の増加や国境の壁建設費などに関する予算ですが、2018会計年度の赤字額想定が8730億ドル(従来4400億ドル)、2019会計年度の赤字想定が9840億ドル(従来5260億ドル)と、従来の想定よりおよそ倍近い赤字になると予想されました。
トランプ大統領になって、アメリカはどんどん借金増やして行ってますがこれは流石に金額ヤバイですよね…
国債の増加を見越した債券売りで米金利が下げ渋り、米10年債利回りは2.82%台から2.86%付近まで上昇し、ドル円は108.44円を下値に、108.80円付近へ持ち直しましたが、これは悪い意味合いでの金利上昇です…
株式市場も何とか今の水準値を保ってますが、いつ下落してもおかしくない材料です…

昨年末からエコノミストの人たちが適温経済とかまだまだ景気は拡大するとか言ってますが、この適温経済、日本もアメリカも借金によって作られている経済なのでまだ実体経済とは程遠いんじゃないかと思います

あともう一つ気になる記事ですが、
FX規制強化へ 金融庁、証拠金倍率10倍に下げ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26811370S8A210C1NN1000/

金融庁は2018年春にも外国為替証拠金取引(FX)の規制を強化する方針だ。個人投資家が預けたお金の何倍まで取引できるかを示す証拠金倍率(レバレッジ)を、現行の25倍から10倍に引き下げることを検討する。外国為替相場が急変動した際、個人投資家や業者が想定を超える損失を抱えるリスクを減らす。

レバレッジ規制の話が一気に進行してきました。
2月13日に店頭FX業者の決済リスクを議論する有識者会議を立ち上げ、規制強化策を議論するみたいですが、2018年春って言ってる時点でここで一気に決めてしまいたいのかなって、どうも金融庁内での再編があるみたいでそれまでに決めてしまいたいみたいですね

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