英国では20日に行われた国債入札で落札利回りが初のマイナスとなりました。
ヨーロッパでは珍しい事ではないのですが、イギリスでは今回が初めてのマイナスです。
国債入札におけるマイナス利回りは、借金する国にもうけが出ることになり、イングランド銀行(英中銀)の当局者からは政策金利のマイナス金利に前向きな発言も飛び出しており、中銀がこれまで消極的だったマイナス金利の導入に踏み切るとの観測が強まりそうです。
このイギリス中央銀行のマイナス金利導入の思惑はポンドの売りにつながっていて、全通貨に対してポンドは軟調な動きを見せています。