4月30日、月末ゴトー日

本日は月末のゴトービでしたが東京市場はお休みです。
GWに入ったためか市場参加者も少なく東京時間は商いが薄く動きも鈍い感じでした。
3時にヨーロッパ勢が参入してからドル買いに。ただ109.4のラインはなかなかな越えられずこのあたりでの停滞中、中東情勢の悪化懸念が再燃されるニュースが入ってきて一時ドル売りに流れました。
就任したばかりのポンペイオ米国務長官が初めての中等訪問でイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、イラン核合意を「欠陥がある」と批判。
ネタヤニフ首相は演説で「イランは核兵器開発で機密計画を持っている」と訴えました。
イラン核合意からの米国離脱懸念も根強くあり警戒感から一時リスクオフになりました。

このポンペイオ米国務長官、以前はCIAの長官でバリバリの保守派です。むしろ国内の保守の支持を集めてる感じの人。もともとイラン核合意には以前から反対していたんです。

〝イラン核合意とは、イランの核開発能力の減少を目的としたもの。2015年夏、最終合意に向けて交渉が続けられていたが、ポンペオ氏とトム・コットン上院議員は、核計画を監視する国際原子力機関(IAEA)とイランが「裏取引」を行っているとして非難した。オバマ政権はイランとIAEAの間に非公式な会談があったことは認めたが、その内容は戦略的なものではなく技術的なもので、アメリカと同盟国に脅威を与えるものではないと述べた〟

ちなみにこのイラン核合意にはトランプ大統領も以前から反対していて、ポンペイオ氏が国務長官職に就いた時点でこんな予感はしてた人は多いと思います…

現在のドル円相場、一応上昇トレンドではあるのですが、上値も抑えられているし下値も限定的なため次の材料待ちです。月末なので抜けるかと思われたラインも抜けなくて一段と上値の重さを認識させられました。
次に動きがあるとしたら、トランプ大統領の突然のツイートはおいておいても、2日のISM製造業、3日のFOMC、4日のISM非製造業、そして今週末には雇用統計があります。
大きく動く発表がある前は市場も様子見のため動きが鈍くなるため、無理なトレードはせず、拾えるところを拾ったほうが無難かもしれません。

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