底堅い動き、上値も限定的か

週明け2日目、W杯で盛り上がっている現在ですが、火曜日の朝一番にまた関税問題が原因で110円を割り込みました
中国とアメリカ、先週から続く関税に関する問題、トランプ大統領側は中国に対して中国製品2000億ドル同等に追加関税を課すと警告し、もし中国が報復を続けた場合、さらなる関税を課す可能性があり、最大で4500億ドル相当の中国製品に関税を課す可能性を警告しました。
その後中国側も対抗措置をとると声明。
交渉の余地はあるにしても7月6日にアメリカは中国に対して制裁関税発動する予定です。

ロス商務長官やFRB高官は米国経済に与える影響は少ないと述べていましたが、関税の影響でカナダから輸入している材木コストの高騰で建設業者の市場心理が悪化し、住宅市場指数が低下しています。

市場は米中貿易摩擦の激化を警戒し、円買に動きました。

制裁関税を織り込み始めた感じです。

中国も関連株の下落が目立ってきた感じで、アメリカの下支えがなければ一気に世界的に不景気になりそうですよね。。
ニューヨークの株価も関税問題を嫌気して下落しています。

通貨全体的に見て円買の流れですが、ユーロが軟調でそれに支えられる形でのドル買いの動きで、ドル円はレンジ内での動きとなっています。
センチメント的にも200日線を挟んで積極的に下値を追う展開でもないのですが、上値も重い状態です。

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