変動幅の少ない相場です

ドルや円、ユーロの動きが緩慢な中、19日、英タイムズ紙が「メイ英首相はアイルランド国境問題に関するEU側の修正案を拒否」との報道が流れると、ポンドが一気に急落しました。
ドル円にも影響が及び、一時ドル売りの流れとなりましたが、ダウが一時210ドル超上昇したのを受け、積極的に下値を試す相場とはなりませんでした。

米長期金利も上昇中

米長期金利は上昇を続けています。19日には3.09%まで上昇し、5月につけた直近の最高水準である3.1%台を視野に入れました。
リスクオフの後退が米国債にとっては逆風になっているみたいです。
ここを抜けると、また、上値を追う相場となる可能性があります。
現在、ファンダメンタル的な要素は、ほぼほぼ織り込まれており、多少のニュースでは相場は動かない膠着状態となっています。
解決していない問題も山積みで、膠着状態の相場は現在レンジ幅も狭まってきています。
これまで暗礁に乗り上げてきた交渉などが動き出すブレイクスルーの可能性もあるため、リスクオフかリスクオンの方向に向かうのか、どちらか見極めていきたいです。

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