ドル買いの流れは継続

12日の為替市場では、前日までのドル買いの流れを引き継ぎ、対円やユーロに対してドルが買われています。
ニュースでも、米政府機関閉鎖をめぐる協議で原則合意が成立と報道が伝わったところで一気に上昇し、110.65まで上昇し、年初来高値を更新しています。
世界的な景気減速懸念でドルが他通貨に対して買われやすくなっている可能性も高く、ドル円も底堅い動きをしそうです。

一方で、ドル円の買いにも警戒が必要で、政府機関閉鎖回避の報道や、株価が堅調に推移しているにもかかわらずドル買いの勢いは弱く、いまだに梯子が外される要因も複数存在することが原因となっていそうです。
昨日11日から米中次官級通商協議が開催されており、14から15日には米中閣僚級通商協議が開催されますが、この通商協議の雲行きも依然として不透明です。
本日はパウエル議長の講演も予定されており、各国が経済見通しを下方修正している状況下で、議長がハト派な発言をするかどうか警戒が必要になりそうです。

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