ドルはFOMCまで様子見か

米連邦準備制度理事会(FRB)は今週29日から30日にかけて連邦公開市場委員会(FOMC)を開催します。
インフレの低迷、世界経済の成長減速や貿易への不透明性を受けてFOMCではこの会合で25bpの利下げに踏み切ることがほぼ確実視されています。
同時に、米中通商協議の進展や英国の欧州連合(EU)離脱が延期される可能性に、成長減速リスクが軽減したためFOMCは10月の利下げ後、政策金利を年内据え置くことを示唆する可能性が強いと見られています。
FOMCメンバーは年内3回の保険的な利下げで「十分」との見方を強めている可能性があり、FRBが公表した9月FOMC議事録の中で、何人かのFOMCメンバーは「市場は過剰に利下げを織り込みすぎている」と見ていることが明らかになっています。
利下げは通貨の売りにつながるとは言えこのような感じのタカ派的な利下げはドルの買いに繫る予想がされています
利下げ直後の値動きよりも、パウエル議長の会見の内容からドルの方向性を見極める必要がありそうです

イギリスの総選挙は労働党合意か?

解散総選挙を巡って応酬していたジョンソン首相と労働党のコービン党首ですが、ここに来て合意なき離脱の可能性を一切排除してくれるならという条件で12月の総選挙に賛成すると、コービン党首が発表しました
ただ、労働党が提出した暫定選挙法案では、
総選挙の投票年齢制限を、16歳に下げること、英国在住の340万人の市民にも選挙権を与えること、選挙投票日を12月9日にすることとされており、仮に可決した場合でも12月までに16、17歳の選挙権手続きが間に合うかどうか微妙なところです…

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