米中通商協議、EU離脱延期に市場は好感

28日の為替市場では、米中貿易に関して、トランプ大統領が通商交渉が予定より早く進んでおり、第一段階の協定をチリで開催されるアジア・太平洋経済協力会議で署名する可能性が高くなっています。
中国の 新華社通信も米中通商協議の進展を確認しています。
もし、両国が協定に署名し合意が正式に成立した場合、米国政府が計画している中国製品への関税発動が見送られる可能性もあり、市場にとっては好感の持てる内容となり、楽観的ムードからドルは買われ、ドル円は一時109円台まで復帰を果たしました。

EUは1月31日までの離脱で合意

英国のEU離脱をめぐる問題で、EUのトゥスク大統領は離脱期限を来年1月31日まで延期することで合意したと発表しました。
今回はEUサミットは開催せず、文書を通じて正式決定するとの見通しを示しています。
今後はEUからの返答を待つ形となり、英国の返答から24時間以内なら、加盟国政府は延期を拒否できます。
加盟国が拒否しなかった場合は離脱延期が正式に決まります。

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