トランプ大統領は、南部国境の壁建設で追加資金を獲得するために計画通り非常事態宣言に15日署名することを会見で表明しました。
非常事態宣言を発令したことは不透明感を誘いかねませんが、事前に周知されていた内容であり、米政府機関の再閉鎖を回避するための措置という面もあったため、特段リスク回避の様相にはなっていない様子です
大統領はそのほか、米中貿易協議で多くの妥協点を見いだしつつあることに言及。状況次第では3月1日の交渉期限を延期する可能性も再表明しました。
もし、貿易協議で合意した場合、対中追加関税を撤廃するともしています。
不透明な政治情勢や昨日発表の米小売利上高、本日の米鉱工業生産指数と弱い結果が続いたことを受け、本日24時発表の2月米消費者態度指数が予想を上回り、前月から改善したことや、米株価の底堅さもドル円の下支えとなっています。
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