米中間選挙後のねじれ議会

アメリカの中間選挙の結果、上院は共和党が、下院は民主党が過半数を獲得する結果となり、ねじれ議会となりました。
歴史的に見てもねじれ議会は珍しくなく、今回もマーケットでは織り込み済みだったため、特にサプライズもなく終了しました。
この結果により、トランプ大統領の法案は通りにくくなったのですが、大掛かりな景気対策により米金利の上昇を招き、株式市場に急落をもたらすという最悪な事態は遠のいたのではないかと見られています。
法案が通りにくくなったために、外交面での中国との通商問題や日本に対しての関税問題に関して、なりふり構わず強行姿勢をとるようになれば再び市場ではリスクオフ要因となるため、今後もトランプ大統領の発言には注意しておいたほうがいいかもしれません

7〜8日にかけてはFOMCがあるため、ポジション整理で手放した株の買い戻しが多少見られましたが、まだしばらくは様子見ムードが続きそうです

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