FOMCでは金利据え置き予想

本日のニューヨーク為替市場のドル円は、新型コロナウイルスの感染拡大懸念やトランプ米大統領の弾劾裁判、本日から明日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から上値が重い展開が予想されます。

FOMCでは、米中貿易戦争という不確実性は、休戦により無くなったものの、新型コロナウイルスによる景気減速懸念という不確実性が浮上していることで、「量的緩和の派生措置」の期限も含めて、FOMCの見解に要注目となりそうです。

トランプ米大統領の弾劾裁判では、ボルトン前大統領補佐官の証人喚問の可能性が高まっていることで要警戒、ボルトン前大統領補佐官は、近く出版予定の著作で「トランプ米大統領がバイデン前副大統領と息子らへの調査がウクライナへの軍事支援の条件」と語ったと暴露している、と報じられており、こちらも新しい情報等、注意が必要となりそうです。

新型ウイルスには引き続き警戒

加藤厚労相の「渡航歴がない人が新型肺炎に感染」との発言が伝えられ、リスク回避的な円買いが再燃し、米10年債利回りが1.61%台から一時1.56%台まで低下しました。
現在の一番の注目はこの新型ウイルスの市場に対する影響で、今後株式市場や国債市場に更なる影響を与えるのか、収束までは気が抜けないニュースとなりそうです。

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