5月のFOMC

FOMCまであとちょっとのところですが本日の為替のまとめと、ギリギリですがFOMCでの予測をまとめます。

5月のFOMCでは金利を据え置くとしています。これは市場でも織り込み済みの事案でほぼ間違いないと思われます。
本日の米4月ISM製造業景況指数は予測を上回り高水準になったほか、雇用コスト指数も高水準になるなど賃金やインフレの上昇が目立つ中、これについて言及しタカ派の発言が出るのか市場参加者は見守っていると思います。
前回のFOMCの議事録では、FOMCメンバーの何人かが金融緩和スタンスからの移行を議論したとして、もしかしたら景気見通しの引き上げを言及するんじゃないかと期待しています。
見通しが引き上げられると今年3回の利上げはもしかしたら4回になるんじゃないか。
そうなった場合もう一段上昇し、ドルが買われる動きが一気に加速しそうです。

アメリカ経済が景気の拡大を始めてから8年以上が経過しています。

過去のアメリカの景気回復期間は平均で5年程度であったことを考えればそろそろ終盤に差し掛かっているんじゃないかとの見方もあります。
当然、アメリカが景気後退期になってしまえば金融緩和の方向に向かうためドル安円高になり株価も下落してしまいます。
中短期的に上昇トレンドですが上値を抑える懸念材料もまだまだあるため楽観視するには早いかもしれません

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