FOMCの期待感で株式続伸

19日の株式式市場では、19〜20日に開催されるFOMCでの仕上げに対してより消極的な姿勢を示すとの観測が広がる中、続伸しています。
FOMCでは、世界的な景気原則が顕在化する中、昨年末時点で2回だった2019年の利上げ想定回数を1回いかに下方修正し、金融引き締めに対してよりハト派的な姿勢を示すとの見方が強まっており、投資家の間に買い安心感が広がっています。
また、欧州株が全面高になっていることも株価の支援材料です。
ただ、FOMC終了後の声明や、パウエル議長の会見内容を見極めたいという思惑も根強く、相場の上値は依然重いです。
米商務省が19日に発表した1月の米製造業受注が市場予想を下回ったことも上値を抑える一因となっています。

今回のFOMCでは、経済見通しの引き下げとFRBバランスシート縮小停止期間の明確化、もしくは停止までの予定開示なども予想されているため、発表されると相場を動かす材料となり得るため、警戒が必要です。

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