売られるドル、買われる円

ここ数日、株価はそんなに悪くないのに、円が買われる相場が続いてます

円ショートが溜まってて調整かと思ってるトレーダーさん結構いるみたいですが、下げ止まらないですね。

ヨーロッパ時間が始まっても円買いは加速して111.7まで落ちてもみ合いしてましたが、中国が米国債の買い入れ停止、もしくは減額を発表したことにより一気にドル売りが加速。クロス円も引き摺られて落ちてます。

現在はドル円111円前半まで落ち込んでいます
統計を見ても毎年1月は陰線の年が多いのですが、今年は株価もいいし、減税政策もありもしかしたら上を試すかと思いましたが、やはりドル売りになりましたね

株価と為替は相関性が高く、株価が上がればドルが買われるのは基本ですが、逆に為替が悪くなれば株価も落ちるという切っても切れない関係性です
為替が悪いと輸出企業の業績が悪くなるので株を売ってしまう。しかも日本は貿易大国。輸出企業の株が軒並み下がるとやはり日経平均にも影響が出てきます

その上やはり日銀の量的緩和縮小への疑惑が払拭されてないため上値はしばらく重たいと思われます

あと、今晩は23時にシカゴ連銀のエバンス総裁や23:10にダラス連銀のカプラン総裁など米連邦準備理事会(FRB)高官が講演する予定があり、金融引き締めに慎重な見解が示されればドルの上値はさらに重たくなりそうです

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