ドルの今後とEUの動き

現在ドルは値動き小幅に推移しています
今週の見通しは明日、イエレン議長の発言と議事録の公表。
これを待っての値動きだと思います。上にも行けず下にも行けず
今日明日、イエレン議長の発言まではドル円は戻り売り中心のトレードになりそうです

そして、現在最も注目しされてる通貨はユーロになります。
イギリスのブレグジットの件もまとまらず、数週間棚上げ状態。
簡単に言えば、EU離脱の際の清算金が高すぎるので多少安くしてほしいイギリスと、妥協しないフランス、ドイツの対立図になってます。
ここも話し合いは宙に浮いたまま
ポンドとドルの値動きも長いレンジ相場に突入してる感じですね。
どちらにブレイクするか、一ヶ月以上のレンジ相場なので動いた時は大きく値動き傾きそうです

イギリス、ドイツともどちらも女性首相、そしてどちらも現在その指導力低下が問題になってきてます
ドイツのメルケル首相は9月の選挙で勝ったものの連立政権に向けた交渉は失敗に終わり現在政権維持できるかどうかの不安感からユーロ売りに転落しました
まあ、経済政策、移民問題で支持率低下してきてるところだったのでどう転ぶかわからないところではあります
ドイツは大統領ではなく首相が政治権力握ってる国なのでメルケル首相が下ろされたら一気にユーロ売りに傾くでしょうね
イギリスのメイ首相も保守党議員から不信任案出されて退陣圧力増してきてます。

ここまで調子よく上がってきたユーロですが、現在の短期、中期トレンドは上昇トレンドから下降トレンドにトレンド転換されてます。

このまま落ちていくのか、それとも長期トレンドはまだ上昇なので押し目になるのか、
ヨーロッパの動向次第のところではあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です