新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の動揺を抑えるため、アメリカの中央銀行にあたるFRBは臨時の会合を開き、緊急で追加利下げを決定しました。
先週、ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価がリーマンショック以来の記録的な値下がりとなっていて緊急の対応を迫られた形です。
FRBは3日、金融政策を決める臨時の会合を開き、政策金利を0.5%引き下げて1%から1.25%の範囲にすることを決めました。
FRBは先月28日、緊急の声明を出して、利下げの可能性を示唆していて定例の会合が予定されている今月17日を前に、緊急の対応を迫られた形です。
ただ、感染がどこまで広がるかなど不透明な要素も多い中、今回の利下げが市場の動揺を抑えることができるのかが当面の焦点となります。
この後深夜1時からパウエル議長の緊急会見があるため、急な相場の動きには警戒して下さい
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