4月2週目

4月に入り2週目がスタートしました。
本日4月2日に黒田総裁2期目がスタートしました。再任の会見では緩和の再確認、出口戦略についての何回目か分からないが火消しでドル円は若干の上昇傾向にありました。

2期目がスタートした黒田総裁、1期目は経済も上昇傾向にあり、日銀総裁として経済に貢献した良い感じで終われたはずなのですが、ここから先来年度以降、上昇続けていた五輪特需の株価も落ち着いてきますし、消費税増税による物価上昇の妨げ、経済の冷え込み等もうすでに問題が出はじめている感じです。。。
日銀が買い支えてきた株価もどうするのか、出口戦略が行われる前に経済悪化してしまえば大量の株は含み損を抱えてしまいます。
抱えている株を手放すか、塩漬けするか、またはさらに追加のカンフル投入するか、日銀が2010年から始めたETF買い入れですが、保有資産20兆円前後に膨らんでいます。
評価額を見ると今の所はトータルではマイナスにはなっていないみたいですが、2018年度に買い入れした株に関してはすでに損益でマイナスが出ているみたいです。
日銀がどこに出口を置いているのか全く見えない状況での世界経済の失速、株価も24000円を山頂に折り返してしまいました。再び20000円を切るのか、それとも日銀が支えるのか、支えきれるのか、注視していきたいです。

4月11日にはFOMC議事録公開あります

このFOMCの議事録公開、3月20日から21日に開催されたFOMCの内容を記録したもので、もう発表されているから相場には影響ないと考えている人もいるようですが、話し合いの詳細、誰が何を言ったかとか、委員の賛否や口頭では発表されていない詳細なども書かれており、相場を動かす材料の一つになっています

FRBが9日トランプ大統領の顧問弁護士のマイケル・コーエン氏の事務所捜索との報道でドル、ダウとも下落、結局は政治の不透明感でリスクオフ相場になってしまいました。
現在ドル円は107円半ばを越えられず、下は106円後半での動きです。
警戒感も強く楽観的にはなりきれてない感じですね。シリア問題も浮上してきているみたいで急な相場の変化に警戒が必要です。

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