G20が閉幕し、懸念されていた米中首脳会談の決裂も回避され、貿易協議を今後再開する見通しとなりましたが、米中間の制裁関税は残ったままで、解消の道筋は未だ見えていません。
ただ、最悪の事態は回避されたことから、手仕舞いの売りから、週明け相場はドルの買い戻しの流れとなるかもしれません。
首脳宣言では世界経済の現状について、安定化の兆しがあり、年後半から2020年にかけ緩やかに回復するとの見通しを改めて示しました。
来月は、FOMCでの利下げも予想されています。
今回の好材料により、利下げの観測が後退となれば、やはりドル買いの動きとなりそうです。
ただ、その際に株価はどのように動くのか、そちらも見極めていきたいところではあります。
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