泥沼化している米中貿易摩擦ですが、8日のニューヨーク時間に、サンダース米大統領報道官が、中国から米国との合意に前向きな示唆があったと発言すると、一時ダウが上昇したものの、反応は限定的でした。
東京時間には米制裁関税の引き上げを受け、中国政府が報復措置を取る可能性を示唆しており、依然市場では警戒感からか様子見の状況となっています。
中国の4月輸出が予想外のマイナスに落ち込んだことも世界経済への懸念を強める内容となっています。
トランプ大統領はツイッターで
中国が合意を撤回した理由は20年の大統領選を見据え民主党との交渉をのぞんでいるため、本日副首相が合意を成立するために訪米するとの中国政府からの報告を受けた、同時に1000億ドル規模の関税でもいい。米国には有益だが、中国にはよくないだろう
と言及していますが市場は反応薄でした。
ライドハウザーUSTR代表の発言にはしっかり反応したのですが、公式見解でない限りは様子見といった感じみたいです。
中国製品への関税引き上げは日本時間10日の午後1時1分になります。
この時間からどのように市場が反応するのか注視していきたいです。
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