節目の1ドル114円

4日のニューヨーク市場ではダウ平均が下落。ナイトセッションの日経平均も値段を崩すと、リスク回避の円買いに動きました。
114円は一つの節目となっていて、ここを下抜けると前日の安値である113.52がサポートされましたが、ここまでは落ちなかったですね。
今回の下落については、長期金利の上昇を警戒した売りが出たみたいです。
その長期金利も3.2%台に載せたことで次の目安は3.5%あたりとなりそうです。
ただこの長期金利の上昇ペースが早いと、景気の阻害要因になりかねず、3日の米国株式市場は利回り上昇を交換しての買い材料となっていたのですが、その後は金利上昇によるマイナスの影響も意識され、ダウ平均の上値を重くしました。

5日の米雇用統計

市場では9月の米雇用統計の結果を控え、東京市場ではレンジを抜けて大きくは動かないと考えられています。
中国市場は国慶節の大型連休のため、本日もお休みです。ただここのところ地合いの弱い香港株式市場の動向に関してはきになるところです。
114円を前後して大口の売りや買いのオーダーが溜まっています。米雇用統計までは114円を挟んでの攻防戦になりそうです

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