ドル円超えられない114円の壁

好調な株価と、リスクやや後退した米中貿易摩擦を背景にドル円は上昇しました。
114円には、売りのオーダーが分厚かったものの、114円を何度もトライしているため、今度こそは115円に向かうんじゃないかと思っていたトレーダーさんも多いと思います。
そんな中、本日2時から行われたパウエル議長の講演で、
政策に規定路線はない、金利や中立レンジを若干下回る、利上げの影響は不確実。顕在化に1年以上かかる可能性がある
などの内容が伝わると、来年度には利上げが一旦打ち止めになるとの見方が高まり、ドルは上昇から一転売りへと転じました。
ダウ平均株価は、この内容に好感し、上げ幅を拡大しています。
また、ユーロもドル売りに支えられ一気に上昇しています

本日は、24時から中古住宅販売成約指数の発表があり、以前はほとんど動くこともなかった指標ですが最近は住宅関連の指標で動くことが多いので、注意が必要です。
他にもFOMC議事録公表があり、来年度の利上げに関する何かしらのヒントがあるかもしれないため、こちらも警戒しておいた方が良さそうです。

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