本日は祝日のため、東京時間でのボラティリティが少なく推移しました。
アメリカではハワイなど一部地域を除き冬時間に移行。次に夏時間入りする来年の3月8日までは日本との時差は1時間拡大します。
ドル円の動きとしては株価や10年債の堅調な動きと先週までの下落の反動もありつつ上昇。明日のISMの結果待ちとなりそうです。
アメリカ大統領選挙まであと1年
2020年11月3日に実施予定のアメリカ合衆国大統領選挙まであと1年となりました。
市場参加者もそろそろこの材料に注目し始める頃だと思います。
アメリカ大統領選挙のジンクスとしては、大統領在任中に不況が訪れない限り現職の大統領が有利であると言われています。
これまでのところトランプ大統領在任中の米国経済は好況が続いてきたため、今回の大統領選挙ではトランプ大統領が再選されると市場では考えれています。
しかし、ここにきて民主党大統領予備選で支持を伸ばしてきているエリザベスウォーレン上院議員が、ウクライナ疑惑の弾劾追及で支持率低下中のトランプ大統領を上回るのではないかとささやかれ始めています。
金融機関に嫌われているウォーレン氏ですが、もし彼女が勝てば、公約として提案している富裕税をめぐる懸念からS&P500種株価指数は約25%下落すると予想されています。
大統領選挙に向けてトランプ大統領もなりふり構わず景気を底上げしてくると思われますが、景気後退の兆候が見られる世界経済にどこまでアメリカ経済が対抗していくのか、来年の大統領選挙と共に注目されそうです。
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