2回目の日米通商協議

25日、茂木経済財政相はニューヨークでライトハイザーベイ通商代表部代表との日米通商交渉の第2回目を行いました。
トランプ政権は米中間選挙中間選挙控え、貿易赤字削減のため、各国と保護主義的通商交渉を展開
日本に対しては2カ国間の自由貿易協定による牛肉などの農産物の市場拡大を求めるとともに、日系自動車メーカーに対し、米国現地生産拡大と日本からの輸出削減を求めています。
協議の結果である、自動車追加関税の凍結で確約が得られたかなどの詳細については、26日に開催される、日米首脳会談で合意した上で発表したいと述べるにとどまりました。
日本側はTPPの関税水準を下回らない範囲で、農産品の関税を引き下げ、エネルギーの輸入拡大を図るなどの交渉カードで、米国からの圧力緩和を狙っています。
市場では現在目立った反応は見られませんが、26日FOMC結果公表や、日米首脳会談を前に動きづらい状況であることには間違いなく、結果次第ではトレンドを形成する動きとなるかもしれません。

ドル円は、現在様子見ムード

明日のFOMCと首脳会談待ちとなります。
新興国通貨の下落も気になるところですが、アルゼンチンに関しては中銀のカプト総裁の突然の辞任で市場が混乱し、ペソは急落しています。
IMFとの交渉中での辞任のため、このタイミングでの辞任はなんとなく、悪い方向に考えてしまいますよね…

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