4月も終わりに近づき来週からは5月になります。
5月の頭、GWのため東京市場はお休みになりますが、他各国の市場は当然動いています。
5月に注目したい市場の材料はまずは北朝鮮の非核化に向けて。米朝首脳会談も控えており、この話題はしばらく続きそうです。
ただ非核化に向けての動きであり、市場もリスク後退として十分織り込んで行っているため過去2回の非核化に向けての話し合いの時のチャートの動きをみると、その後下落しているパターンだったりするので、この問題だけでの深追いはあまりしないほうがいいかもしれません。
もちろん株価の動きや関税に関する問題、アメリカの利上げ、あと2回はあるはずなのでそれも注目しつつのトレードになりそうです。
利上げに必要な景気、物価動向や予算、国債入札なども注目材料です。
長期金利も高値更新中なので気を付けないと株を巻き込んでの下落になってしますので。。
5月の予定は
1日に米国、カナダ、メキシコはNAFTA(北米自由貿易協定)の鉄鋼・アルミ関税の猶予期限が終了するため暫定合意に向けて動いています。
合意するかどうかは微妙なところです。
それと同時に米国は中国との通商交渉に臨むみたいで、これが難航するとドル円の下落要因となりうるので注意が必要です。
交渉しているのはトランプ大統領…ツイッターでも中国、ロシアを非難しまくっているのですんなりいくとは思えないです。
米長期金利はどうなるのか?
先週ついに3%台にタッチした米長期金利ですが、現在はその3%を挟んでの攻防になっています。長期金利の上昇と米ドル高が同時に起こっているので今回は良い金利上昇といっていいかもしれません。
今後は物価上昇率も上振れする可能性があるので、株式市場や為替市場がどう反応するかが注目されます。
もちろん財政赤字拡大や外国資金の米ドル離れなどによる悪い金利上昇も懸念されています。
これから2019年度の予算編成が控えています。トランプ大統領や議会がどのように予算案を持っていくのかこれも注視していきたいです。
他にも1日から2日に米FOMC(5月23日に議事録公表)、8から10日に米四半期国債入札(3,10,30年債)、9から10日に日中韓首脳会談
日程未定で、米韓首脳会談、米朝首脳会談があります。
またこれらの状況を織り込んで市場は動いていくため常に情報には気を配っていきたいです。
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