ドルは弱含み

週明けの相場は、先週末にトランプ大統領がメキシコからの輸入品に関税をかける方針を示し、逃避的に円が買われる流れが続いています。
本日も日経平均が一時200円を超える下げ幅となり、上値の重い展開です。
市場関係者も、米通商政策の強行姿勢は、中国、メキシコ、インドにまで及んでいる。クロス円で円が大幅に買い進まれていることなどから、円がより買われやすくなっているとの発言もあります。

米2年債利回り大幅低下

FRBは米中の貿易摩擦による悪影響を抑えるために利下げをするとの確信が広がり、米国債利回りは世界が金融危機に陥った2008年以来のペースで低下しています。
2年債の利回り低下とともに、2年債と10年債のスプレッドが狭まり、米経済の先行きへの悲観が広がっています。
現在のドル円の動きは、108.50円、108.25円、108.00円にニューヨークオプションカットが控えており、値動きを抑制する可能性があります。
上値には108.80円に売りオーダー、109.00円に売りオーダー、超えるとストップロスの会が控えています。
下値には108.10円と108.00円に買いオーダーが控えているものの、108円われにはストップロスが控えているため、この辺りの値動きには要注意です。

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