リスク回避の動き若干後退

9日のニューヨーク市場では、相変わらず米中貿易協議の行方が上値を重くしている上に、ヨーロッパ時間には北朝鮮が2発の短距離ミサイルを発射と、ドル売りの流れが続いていました。
21時半からはパウエル議長が会合であいさつをしましたが、金融政策についての言及はなしで市場も反応はしませんでしたが、NYダウが米中貿易戦争の警戒感から大幅安となりドル売り優勢の流れとなっていました。

その後、日付が変わってトランプ大統領
習近平国家主席から書簡を受け取った、電話会談を実施する可能性がある、米中合意について素晴らしい代替案がある、今週中の中国との合意は依然として可能、などと述べると、ドルや米国株に買い戻しの動きが見られました。

本日関税発動予定ですが、延期となるのかどうかが焦点となりそうです。
もし延期となれば再びドルが買われる可能性は十分あり得るため、相場の動きには警戒が必要です。

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