ユーロポンド対ドルで買いへ

23日のマーケットでは、クラリダ副議長がブルームバーグTVのインタビューで、インフレ率が少なくとも2%を達成するまでは、FRBは利上げをすることすら、考え始めないだろうと語りました。

インフレ率が2%になったのを見てからはじめて、利上げについて考えるということで、そうなると、利上げという単語がFEDの理事達の口から出てくるのは、相当先の話しになりそうです

政策金利は、インフレが2%に到達するまで、ほぼ0%である現状レベルで推移する。
これは、あくまでも「少なくても2%を達成するまで」ということで、2%を超えても現状のままということもあり得るとの事かもしれません。

この発言が出て、ドル円はあまり反応はしませんでしたが、対ユーロでドル売りの動きが見えました。

今日は他にもポンドの買い戻しの動きが見られました。
新型ウイルス感染の再燃で再度、規制が強化され見通し悪化に伴うポンド売りに2カ月ぶり安値を更新後は、ポンド売りが一段落。
欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官がEUが英通商合意を固く決意し、現実的な協議を継続する意向を示し合意なき離脱の懸念が後退したこともポンド買いに繋がった可能性があります。