イラン核合意からの離脱

本日の為替の材料、以前より問題に上がっていたイランの核合意に関する問題です。
トランプ大統領は本日、米国がイランの核合意から離脱するとの決定を下しました。
このニュースが流れるちょっと前に、CNNが核合意にとどまるとの憶測を流したり、マクロン大統領に離脱を伝達したとかいうニュースも流れ、市場は株も為替も乱高下しました。
一番値動きが激しかったのはやはり原油。
買い戻しや売りなどで値幅がすごい事になってます。。中東情勢が危なくなれば原油高です。

 

離脱によるリスク回避の流れになり、買い優勢だったドルもどちらに飛ぶかわからなくなってしまいました。
米金利を考えるとドル買に傾くでしょうし、米金利上昇による新興国通貨に与える影響でのドル売りや、今回のイラン核合意の件での売りも考えられます。
本日のJOL求人件数も予想を上回り過去最高を記録し、6月の利上げをほぼ確実なものとし、ドル買を加速させる材料となりました。
現時点では売りの材料、買いの材料ともどちらもあり、綱引き状態が続いています。依然ドル売りポジションを持っているみたいで
110円に到達するには厳しそうです。

情報源: ドルの行方左右する30兆円超のCTA、買い戻し一巡後の動きはどっち – Bloomberg

今後はトランプ大統領が核合意破棄からどのように制裁していくのかが問題になってきそうです。

トランプ大統領のノーベル平和賞とか絶対無理な気がするんですがどうでしょう。。本人もまんざらじゃないようですがね。。

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