重要なイベント前で動きにくい相場

一時期よりリスクオフの流れが緩みダウも日経も上昇しています。
マザーズは下落していますが、原因がメルカリかなって言われていますが、もしそうだとしたら調整レベルにとどまると思います。
ただ今週は特に重要なアメリカの指標はなく、来週の米朝首脳会談、ECBの会合があるため動きにくい相場になっています。
こういうときに注意する点は、株式市場と長期金利の動きに左右されやすいため、この二つと原油市場、ニューヨークオプションカットは随時チェックしておくことをお勧めします。

他にもこういう動かない相場のときにチェックしておきたいのがシカゴIMM通貨先物ポジションです

IMMとは
CFTC(全米先物取引委員会)は、各取引所にそれぞれの商品先物の建て玉の公表を義務付けています。各取引所は毎週火曜日の取引終了後の建て玉枚数をCFTCに報告し、CFTCはそれを集計して当該週の金曜日午後3時30分(米国東部時間)にホームページ上で公表しております。

ここで取り上げた4通貨(円、ユーロ、ポンド、豪ドル)は、いずれもシカゴのIMM(CMEの1部門)に上場されている商品です。

なお、この統計表に記載されている為替レートと通貨先物の数値は、いずれも当該週の週末終値であって、建て玉枚数の数値は当該週の火曜日の数値であることにご注意ください。

一般的には、Non-Commercial(投機筋)のLong(買い)とShort(売り)の枚数が最も注目されております。ヘッジファンドやCTAなどの投機筋のポジションの変化によって、相場の方向性を見る投資家が多くなっております。ただし、大口のヘッジファンドなどは手口が公開されることを避けるため、通貨先物を利用しないといわれており、必ずしも投機筋の動向が反映されるとは限らないことに注意する必要がございます。

ファンドなどの大口の投機筋のポジションでこのポジションが中長期トレンドを見るときには必要になってきます。

現在ドル円は日足チャートの200日移動平均線に当たっています。
これをきっちりと抜けていくかどうかがこのまま上昇トレンドの流れが続くためには重要になってきます

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