ドルは様子見、ユーロ・ポンドは下落

本日はアメリカ市場がレイバーデーの祝日で休場となるため、様子見ムードの流れとなりました
欧州市場では、米中貿易摩擦が欧州経済に及ぼす悪影響への懸念が強まり、ユーロが対ドルで1年4ヶ月ぶりに安値をつけ、ポンドはイギリスで総選挙が実施されるとの観測が高まっていることが背景となり下落しました。

イギリスでは総選挙が実施される可能性

英議会が、EUの合意なき離脱を阻止すれば、ボリスジョンソン首相が総選挙に踏み切るとの観測が高まっています
ジョンソン首相は2日、閣議を招集し、総選挙の実施を議会に求めるかどうか議論をしているようです
労働党のコービン首相は、総選挙を求めるとし、ジョンソン首相の“偽りの大衆主義の徒党”を排除すると表明、合意なき離脱を阻止するために一丸となる必要がある。今週が最後のチャンスかもしれないと述べています
そんな中、日本時間の3日深夜にジョンソン首相が声明を発表
内容は10月31日に英国はEUを離脱する、総選挙を望まないことと、ブレグジットの延期は無益との内容でしたが、総選挙については、やる可能性がゼロではないところが、ポンドの底値、上値を抑えているのかもしれません

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