南北首脳会談来月に開催合意

昨日のドル円相場、米朝首脳会談、イースター休暇前の調整、年度末要因が重なって一気にドル買いに動きましたが、投資家の間でもファンダメンタル面であれだけの上昇は謎だという意見も多いみたいです。
多分、ずっと下降相場だったため、ドルを買いたい人たちはチャンスを待っていたのかもしれませんね。

北朝鮮リスクの後退

金正恩労働党委員長の訪中で、習近平国家主席と会談、非核化に向けての前向きな姿勢を示したことで、リスクオンが加速しましたが、ただ過去のチャートを見てもわかるように、北朝鮮問題1日、2日内での若干の下降はありますが日足、週足で見る限り特にトレンドに影響を及ぼすほどの問題ではなかったため、上昇トレンドに転換したのかというと多分まだそう判断するには材料が少ない気がします。
ただ来月27日には南北首脳会談も行われるため、北朝鮮リスクは後退の方向で織り込まれていくのでしばらくは底堅く推移していくと思います。

指標発表は乱高下しました

本日発表の失業保険申請数は45年ぶりの低水準、米コアPCE価格指数も1年ぶりの高水準となり、ドルの下支えをしましたが、その後発表されたPMIは改善予想に反して低下し、1年ぶりの低水準に落ち込み、ミシガン大学消費者信頼感指数確定値も下方修正され強含みからの下落となりました。
トランプ大統領がアマゾンに対する課税強化を発表し、アマゾン株が一時7%も落ち込むなど株式相場全体の重しとなったり、連休前でも動向には注意が必要です。

明日からはグッドフライデーで欧米市場はお休みなため、本日が実質の月末になります。ボラティリティも少なくなると思いますが、急な相場の変化があるかもしれないのでニュースはしっかりチェックしておいてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です