14日のマーケットでは欧州圏の経済指標発表が軒並み低調な内容だったことから、ユーロが売られる内容となりました。
経済指標の弱さや経済成長率の見通し下方修正などで、来年のECBの利上げについて懐疑的な見方が広がり始めています。
ブレグジット問題も引きずっており、欧州圏の通貨は軒並み警戒感が残る取引となっています。
米11月小売売上高は予想値上回る
米商務省が発表した11月の小売売上高は前月比から上昇、10月分確定値も上方修正され、消費が成長を一段と支援する可能性が浮上し、FOMCの利上げ軌道も正当化されるとの見方が広まり、ドル買いが再燃しました。
その後のニューヨーク市場では、株価が下落。外為市場でも株安を警戒し、リスク回避の動きが加速。世界経済の鈍化を懸念し、米国株式相場は下げ幅を拡大しています。
ユーロはドルの下落もあり、現在は買い戻しの動きとなっています。
週末要因やレンジ相場を受け、オプション売りが優勢となり、ドル円市場での変動率は低下しています。
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