今晩の為替市場の最大の注目点、パウエル議長が新議長に就任後初めての議会証言を行いました。
証言文書ですが、経済加熱の回避、物価インフレを持続可能なペースで2%に達成することを確約し、最近のアメリカの財政政策の変更や世界的な景気回復などに言及しました。
FRBは最近の金融状況の引き締まりが経済、雇用、インフレ見通しに対する大幅な圧迫要因になっているとは見なしていないとの見解でした
これにより、米短期金利先物相場で、今年の利上げは3回との予想は60%弱織り込まれている感じです。
長期金利が上がって、株価が下落しても関係性は薄いと判断し、利上げに踏み切るFRB、これを株式市場はどう捉えるのか、本日のニューヨーク市場、そして、明けて日経の株価しっかりチェックすることが重要です。
現在のドル円106.5〜107.8の狭いレンジで動いています。
これを抜けることができるのか、利上げをみてドルを買うのか、利上げで株が下げ幅を拡大するのか、以前なら織り込み始めたドル買でしばらくは上昇トレンドで間違いなかったのでしょうが、現在は株がネガティヴ反応することがあるため、市場も慎重になっています。
各市場の相関性を見ながらでのトレードになりそうです。
108円を越えるまではレンジ相場なため戻り売りでの戦略でいきたいです
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