ドル指数が一段と低下

ロンドン市場でドル指数は一段と低下しています。
ドル指数は一時91.746まで低下しており、2018年5月以来のドル安水準となりました。ユーロドルが1.20手前で上昇一服、ドル円が105.50近辺で下げ止まっており、ドル指数の低下幅は比較的抑制されてはいます。
ただ、ポンドドル、ドルカナダなどドル安の動きが継続する通貨ペアも多く、ドル安は根強い動きとなっています。

全体的なドル売り基調

菅義偉官房長官が自民党総裁選に立候補の意向を示したことから、前日の海外市場ではアベノミクスの継承に思惑が広がり、円売りが主要通貨を押し上げました。
特に、ユーロ・円主導でクロス円が堅調地合いとなり、ドル・円はそれに追随して一時106円台を回復しました。
本日アジア市場ではユーロ・ドルが2018年4月以来の1.20ドル台回復に迫り、全般的にドル売り基調となっています