FOMCよりもイギリス総選挙に関心

11日のマーケットでは、利下げ見送りが予想されるドルより、イギリスの総選挙の結果を受けたポンドの動きに注目が集まりそうです

12日投開票の総選挙(下院定数650議席)で、ジョンソン首相率いる与党保守党は339議席を獲得して過半数を確保するものの、他の政党との差は28議席にとどまる見通しとイギリスの調査会社の予測を受けポンドは下落しました
今回の選挙結果ですが、
投票開始:12日16:00〜 出口調査:13日 7:00~ 結果発表:13日 8:00~
となっており、出口調査発表がある日本時間午前7時前後が最も動きそうです

トランプ政権は15日に発動を予定している対中関税第4弾について撤回するとの観測が広がっています。
ナバロ米大統領補佐官は「発動予定の対中制裁を延期させるかどうかは大統領の判断」と指摘し、トランプ大統領は9日、中国との通商合意の詰めは順調と楽観的な見方を示しました。
ただ、ナバロ補佐官は米中の合意は「中国次第」とも述べたことが材料視され、本日のアジア市場でドル・円は108円半ばに弱含む場面もありました。
目先も米中摩擦解消への期待感で円売り基調は続くとみられるが、先行きを警戒した円買いもなお根強く、市場では主要通貨の上昇は小幅にとどまる見通しとなっています。

本日はこの後FOMCの会合もあり、流動性の低い12月と重なる結果、為替相場は大きく荒れる可能性も高く、あまりポジション保有を推奨できない流れです

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