本日はECBの政策金利発表がありました
市場の予想通り政策金利は据え置きで、少なくとも2019年の夏まで金利据え置きとの姿勢も維持
ただ、FRBのパウエル議長が12月のFOMCの後の会見で、FRBはバランスシートの自動的な縮小を維持していくと言及したこととは対照的に、“最初の利上げの後も、長期にわたり保有債券償還金の再投資を継続する”ことを確認したことは若干のハト派と捉えられました。
10月から12月期の域内経済はかなり弱く、インフレも低下しています。
ドラギ総裁の会見では、「地政学要因や保護主義の脅威、新興国市場の脆弱性、金融市場のボラティリティに関連する根強い先行き不透明感により、ユーロ圏の成長見通しをめぐるリスクは下向きに傾いたと述べるとユーロは売りで反応し、昨年12月17日以来の安値をつけました。
米中貿易摩擦についての会談
米商務省のロス長官はCNBCとのインタビューで、中国との貿易交渉で、合意には程遠いとの見解を示しました。
ロス長官の発言をうけ、米中貿易摩擦解消期待が後退し、小幅上昇していたダウ先物は下落へと転じる展開へ。
円買い、ドル売りの動きが優勢となりました。
ただ、前日の安値である109.33円がサポートと意識されており、ここで一旦の下げ止まりとなっています。
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