Brexitの交渉進捗

24日の為替市場では英国とEUの貿易交渉の合意への期待感がポンドを押し上げており、合意に至った場合はポンド上昇が期待されますが、上げは持続できないとの見方も出ていて、動向が注目されます。
2021年に英経済がパンデミックの影響から回復したとしても、EU離脱による貿易障壁や投資縮小などを背景に回復は鈍く、ポンドはより適正水準まで下落すると考えられています。
継続的な財政刺激策や英中銀によるマイナス金利の導入の可能性が引き続きポンドを圧迫すると見られているようです。

ただ、ポンドはドル安トレンドを最も享受しており、2021年度の予想でも、ドルが5〜10%弱くなるのに対して、ポンドは対ドルに関して強くなるとの予想も出ています。